冬になると増えるのが、
・お湯が出ない
・エラーが出る
・水漏れが発生した
といった凍結トラブルです。
エコキュートは屋外に設置される設備のため、寒波の影響を受けやすい機器です。
しかし、事前の対策で多くのトラブルは防げます。
なぜ凍結すると故障するのか?
水は凍ると体積が約1.1倍に膨張します。
その圧力で、
・配管の接続部
・パッキン
・バルブ
・熱交換器
などに負担がかかります。
とくに10年以上経過している機器は、ゴム部品や接続部が劣化しているためトラブルが起きやすくなります。
今日からできる凍結対策
① 電源は切らない
寒波が来ると「電源を切っておこう」と思う方もいますが、
👉 これは逆効果です。
エコキュートには自動凍結防止機能があります。電源を切るとこの機能が働きません。
② 少量の水を流す(寒波時)
外気温が氷点下になる予報の場合、
浴室や洗面所の蛇口から細く水を流し続けることで凍結を防げます。
※水道代とのバランスを考え、寒波時のみ行いましょう。
③ 配管の保温材を確認
屋外配管に巻かれている保温材が
・破れている
・めくれている
・紫外線で劣化している
場合は補修が必要です。山間部の気温が低い地域では特に重要です。
④ タンク周辺に風が当たりすぎない工夫
北風が直接当たる場所では凍結リスクが上がります。
・簡易的な風除け
・脚部カバーの設置
なども有効です。
定期メンテナンスのポイント
✓年1回の排水(タンク内洗浄)
タンク下部の排水栓から汚れや沈殿物を排出します。
これを行うことで、
・効率低下防止
・配管詰まり予防
につながります。
✓異音チェック
以前より音が大きくなっていないか確認しましょう。冬前にチェックするのがおすすめです。
✓水漏れ確認
配管接続部や脚部まわりに
・にじみ
・サビ跡
・水たまり
がないか確認します。
10年以上経過している場合
凍結対策をしていても、
・コンプレッサー劣化
・基板の弱り
・センサー精度低下
がある場合、冬の高負荷でトラブルが出やすくなります。
冬前に一度状態を確認しておくと安心です。
和歌山で特に気をつけたい地域
・紀の川市
・橋本市
・かつらぎ町
・紀美野町
・有田川町
など、冷え込みやすい地域では凍結対策が重要です。
沿岸部でも寒波時は油断できません。
まとめ
エコキュートの凍結対策は、
✓電源を切らない
✓保温材確認
✓寒波時は水を細く流す
✓冬前に状態チェック
これだけでもトラブルは大きく減らせます。
冬はエコキュートにとって一番過酷な季節です。
壊れてから慌てるのではなく、“守るメンテナンス”を心がけましょう。